詩篇40:1-10

詩篇

第40篇

40:1わたしは耐え忍んで主を待ち望んだ。
主は耳を傾けて、わたしの叫びを聞かれた。
40:2主はわたしを滅びの穴から、泥の沼から引きあげて、
わたしの足を岩の上におき、
わたしの歩みをたしかにされた。
40:3主は新しい歌をわたしの口に授け、
われらの神にささげるさんびの歌を
わたしの口に授けられた。
多くの人はこれを見て恐れ、
かつ主に信頼するであろう。
40:4主をおのが頼みとする人、
高ぶる者にたよらず、
偽りの神に迷う者にたよらない人はさいわいである。
40:5わが神、主よ、あなたのくすしきみわざと、
われらを思うみおもいとは多くて、
くらべうるものはない。
わたしはこれを語り述べようとしても
多くて数えることはできない。
40:6あなたはいけにえと供え物とを喜ばれない。
あなたはわたしの耳を開かれた。
あなたは燔祭と罪祭とを求められない。
40:7その時わたしは言った、「見よ、わたしはまいります。
書の巻に、わたしのためにしるされています。
40:8わが神よ、わたしはみこころを行うことを喜びます。
あなたのおきてはわたしの心のうちにあります」と。
40:9わたしは大いなる集会で、
救についての喜びのおとずれを告げ示しました。
見よ、わたしはくちびるを閉じませんでした。
主よ、あなたはこれをご存じです。
40:10わたしはあなたの救を心のうちに隠しおかず、
あなたのまことと救とを告げ示しました。
わたしはあなたのいつくしみとまこととを
大いなる集会に隠しませんでした。


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